発掘へんろ展「四国を掘る-墳墓-」開幕


4/26(土)より四国地区埋蔵文化財センター発掘へんろ展「四国を掘る-墳墓-」が開幕しました。

メインテーマは「いにしえのランドマーク」。サブテーマとして今年度は「墳墓」に着目し、弥生時代の墓から地域のランドマークとなる古墳を取り上げます。弥生時代に営まれるようになる周溝墓や土器棺墓、土や石を盛った墳丘墓、そして特別な埋葬施設をもつ墓である古墳が出現するまでの変遷を、出土品やパネルで紹介しています。

~展示紹介~
弥生時代、愛媛や高知では土器を棺にする土器棺墓が主流でした。
棺身(展示写真内右)と棺蓋(展示写真内左)を合わせた合口式土器棺で、墓用の穴(墓坑)に土器棺を斜め方向にして納めていました。
松山市では、福音小学校構内遺跡で土器棺が5基見つかっています。そのうちの1基を展示中です。
ぜひ実物を見に考古館へお越しください!
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